開催行事

特別講演


日 時:6月2日(木) 15:30 - 16:30
場 所:特別会議場,中ホール(中継)
講演題目:スマート農業 ― 知農ロボットが安全でおいしい食べ物を生産する
講演者:野口 伸(北海道大学 農学研究院 基盤研究部門 生物環境工学分野 教授)
講演概要

日本農業の労働力不足は厳しい状況に置かれている。自営農業に主として従事している農家は5年前と比べると15%減っている。高齢化も進んでおり、現在の農家の平均年齢は67歳、65歳以上の農家が65%にも及ぶ。今後ロボットを含めた超省力技術の開発が、日本農業を持続させる上で必須である。他方、世界に目を転じると世界人口は2050年には98億人になり、その時の食料需要は現在の60%増との推計がある。この人口の増加とともに近年地球温暖化、干ばつ、砂漠化など環境問題が深刻化する中で、持続的な食料生産を実現するためにはロボット、AI、IoTなどのディジタル技術が必要との認識から、世界的にロボット技術やICTを活用したスマート農業に関する研究開発が盛んに行われている。これは農業DXが「農作業の姿」を変えるからである。たとえば、農家の「経験」と「勘」に依存したこれまでの農業からスマートなロボット利用への転換は日本そして世界の農業が抱える問題の解決に寄与する。本講演では世界的に進展しているスマート農業の現状と今後を展望する。特に農業分野におけるロボット化の取り組みを紹介する。

チュートリアル・ワークショップ

日 時:6月1日(水)

シンポジウム

スポーツ工学xロボメカ技術 としての超人スポーツグランドチャレンジ
Superhuman Sports Grand Challenge as Sports Engineering x Robotics Mechatronics Technology

日 時: 6月3日(金) 14:00-15:30
場 所: 2階 小ホール 
概 要:本シンポジウムは,日本機械学会分野連携企画として,スポーツ工学とロボティクス・メカトロニクスに関連する研究者間の議論・交流の機会として,超人スポーツ協会が実施した「超人スポーツグランドチャレンジ」の取り組みについて関係者をお招きしてご紹介いただきます.また,スポーツxロボメカの研究に取り組む研究者から話題提供をしていただき,スポーツ工学とロボティクス・メカトロニクスとの関係性をより深く議論し異分野連携の輪を広げることを目的とします.
参加費:無料
定 員:200名
プログラム
14:00-14:02
開会挨拶
中島求(東京工業大学)
14:02-14:10
第一部:超人スポーツグランドチャレンジの紹介
稲見昌彦(東京大学),栗田雄一(広島大学)
14:10-14:40
Physical, Sense, Sprintの各グランドチャレンジの紹介と補足トーク
栗田雄一(広島大学),南澤孝太(慶應義塾大学),持丸正明(産業技術総合研究所),田中孝之(北海道大学),稲見昌彦(東京大学)
14:40-15:00
第二部:スポーツ工学xロボメカ技術の話題提供
中島求(東京工業大学),河村隆(信州大学),池田篤俊(近畿大学),Robin Bing-Yu Chen(国立台湾大学)
15:00-15:30
スポーツ工学xロボメカ技術をテーマにしたパネルディスカッション
稲見昌彦, 栗田雄一 , 南澤孝太, 持丸正明,田中孝之,中島求,河村隆,池田篤俊,Robin Bing-Yu Chen
15:28-15:30
閉会挨拶
栗田雄一(広島大学)
なお,新型コロナウイルスの感染状況によっては中止や変更になることがあります.
主 催:日本機械学会ロボティクスメカトロニクス部門 日本機械学会スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス部門
協 力:日本バーチャルリアリティ学会人間拡張研究委員会

市民向け企画

小中学生向けロボット教室(申込期間:5/2 から 5/12 まで)
日 時: 2022年6月4日(土)
場 所: 札幌コンベンションセンター
概 要:付随行事として,小中学生向けのロボット教室を実施します.
ロボット工学やメカトロニクスに親しんでもらうことを目的としています.
参加費:無料(申込み後,抽選となります)
申込要領:こちらからリンクしているPDFファイルををご覧ください

教室1:レゴでつくるロボットプログラミング体験 詳細サイト
(実施:北海道ロボット教育推進会)
教室2:ムロぴょんロボットを作ろう 詳細サイト
(実施:室蘭工業大学ロボットアリーナ)
デモ展示:WROに参加したロボットの展示(108会議室,申込不要)
(実施:北海道ロボット教育推進会)

詳 細:各教室のお問合せは PDF ファイル内のメールアドレスへ.
本企画のお問合せは robomech2022class@gmail.com(花島)へお願いします.
なお,新型コロナウイルスの感染状況によっては中止や変更になることがあります.
後 援:札幌市教育委員会,北海道電力株式会社 科学であそぼ おもしろ実験室,札幌市青少年科学館指定管理者 公益財団法人札幌市生涯学習振興財団

部門登録者総会

部門登録者総会
日 時:6月1日(水)16:30 - 18:00
場 所:札幌コンベンションセンター 204会議室,ZOOM配信

部門登録者総会では,部門長や各種委員会委員長が部門の活動状況を報告します.ロボティクス・メカトロニクス部門の状況を知る良い機会ですので,是非ご参加ください.
部門登録者(注)(ロボティクス・メカトロニクス部門を 1~3 位までに登録されている会員)以外の方の参加も歓迎いたします.ロボティクス・メカトロニクス部門に登録されていない方は,この機会に是非部門登録をご検討ください.入会・部門登録をご希望の方は,日本機械学会への会員申し込みはこちらのサイトを,部門登録のご案内はこちらのサイトをご参照ください.

表彰式

日 時:6月2日(木) 14:30-15:30
場 所:特別会議場,中ホール(中継),ZOOM配信

ロボメカ部門からのご案内

日 時:6月2日(木) 16:30-17:00
場 所:特別会議場,中ホール(中継),ZOOM配信
・学会長挨拶(日本機械学会長 加藤千幸(東京大学))
・部門長挨拶(ロボメカ部門長 藤田淳(三菱重工))
・Robomech Journal案内(副編集委員長 長谷川泰久(名古屋大学))
・ROBOMECH2023案内(実行委員長 大原賢一(名城大))
・ROBOMECH2022参加状況報告(プログラム委員長 鈴木昭二(はこだて未来大学))
・ROBOMECH2022参加への感謝の挨拶(実行委員長 近野敦(北大))