高校生特別セッション

高校生に最新のロボティクス・メカトロニクス技術とともに学会の熱い雰囲気を知ってもらうために、高校生が発表できる特別セッションを企画しました。(申し込みのご案内

ポスター掲示場所:S01--S05 会場マップ
セッション時間:2P1(13:20--14:50)


S01:コマ芯棒の先端形状と回転時間の関係性について
大井映(山形県立東桜学館高等学校)

概要
本研究では、円錐型の芯棒を研究対象として形状と充填率を変えた芯棒を用いた研究を行い、芯棒の先端形状が回転時間に与える影響を明らかにすることを目的とした。

S02:ホウ砂における粉末の固化の研究
佐藤和真, 皆川椋哉(宮城県仙台第三高等学校)

概要
先行研究では一度固化したコンクリートを粉末にして、ホウ砂を加えて200℃、30分加熱すると再固化することが確認されている。本研究ではこの原理を使い、粉末にホウ砂を加えることで再固化を実現するプロセスを探る。

S03:古代米の生育の特徴
山崎誠歩、増田晃子(宮城県多賀城高等学校 SS科学部)

概要
本校SS科学部では、多賀城市の特産品である「古代米」の生育特徴に関心を持ち、実験室での古代米の育成実験を通じて、その発芽率や成長パターンの違いを調査し、特徴を明らかにすることを目的とした。

S04:モバイルマニピュレーターにおける状況把握と自己回復システムによる自律的な汎用タスク実行
村本幸輝(海城高校)

概要
自律的に汎用的なタスクを実行するためには,ロボットが自律的に判断して行動する必要がある.さらに,ロボットが誤動作した際に状況を把握し,自己回復する能力が必要である.本研究ではそれを実現するシステムを提案する.

S05:球状歯車の社会実装に向けたインサイド・アウトサイド空間の設計の検討
佐藤楓(酒田南高等学校 グローバル専攻)

概要
山形大学で開発された球状歯車は、直交した回転3自由度を有する新しい機構であり、その社会実装に向けて、人が球状歯車を使いやすい空間構造(内と外)について設計の検討を行った。