チュートリアル・ワークショップ

チュートリアル

インターネットを利用したロボットサービス基盤としてのRSNP講習会

日時
6月3日(日)10:00~17:00
場所
10:00〜12:00:西日本総合展示場新館 3F 303(RTミドルウェア講習会と合同:304と連結)
13:00〜17:00:西日本総合展示場新館 3F 303
参加費
無料
定員
20名
主催
一般社団法人 日本ロボット学会
ネットワークを利用したロボットサービス研究専門委員会
講師
成田 雅彦 氏(産業技術大学院大学)
鈴木 昭二 氏(公立はこだて未来大学)
土屋 陽介 氏(東京通信大学)

概要

 本チュートリアルは,ロボットサービス基盤として開発された通信プロトコルであるRSNP(Robot Service Network Protocol)の使い方に関する講習会を二部構成で実施します.第一部はRTミドルウエア講習会との合同セッションを行います.第二部では,参加者に持参頂いたノートPCとUSBカメラを用い,実際にロボットクライアント(RSNPの見守りサービスに接続するクライアント)を作成しながら,RSNPライブラリの使い方を学習します.

プログラム
第1部

10:00~10:50
 インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み2018
  講演:成田雅彦 氏(産業技術大学院大学)
11:00~11:50
 OpenRTM-aistおよびRTコンポーネントプログラミングの概要
  講演:安藤慶昭 氏(産業技術総合研究所)
11:50~12:00
 質疑応答・意見交換

第2部

13:00~17:00
 RSNPライブラリを利用したロボットの開発実習
  担当:鈴木 昭二 氏(公立はこだて未来大学),土屋 陽介 氏(東京通信大学)

参加申し込み
参加申し込みついては,次のページ(外部サイト)よりお申し込み下さい.
http://sslab.c.fun.ac.jp/forms/apply.php


RTミドルウェア講習会

日時
6月3日(日)10:00~17:00
場所
西日本総合展示場新館 3F 304
参加費
無料
定員
30名
主催
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
協賛
公益社団法人 計測自動制御学会 システムインテグレーション部門
講師
安藤 慶昭 氏(産業技術総合研究所)
宮本 信彦 氏(産業技術総合研究所)他

概要

 RTミドルウエアはロボットシステムの構築を効率化するソフトウエアプラットフォームです.RTコンポーネントと呼ばれるモジュール化されたソフトウエアを多数組わせてロボットシステムを構築するため,システムの変更,拡張がしやすいだけでなく,既存のソフトウエア資産の継承や他人が作ったコンポーネントとの組み合わせも容易になります.講習会では,RTミドルウエアの概要,RTコンポーネントの作成方法について解説します.受講者には各自ノートPCをお持ちいただき,実習形式で実際にRTコンポーネントを作成,既存のコンポーネントなどと組み合わせて簡単なシステムを構築していただきます.本講習会を受講することで,RTコンポーネント設計方法,実装の仕方,システムの作り方をマスターすることができます.

プログラム
第1部

10:00~10:50
 インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み2018
  講演:成田雅彦 氏(産業技術大学院大学)
11:00~11:50
 OpenRTM-aistおよびRTコンポーネントプログラミングの概要
  講演:安藤慶昭 氏(産業技術総合研究所)
11:50~12:00
 質疑応答・意見交換

第2部

13:00~14:30
 RTコンポーネントの作成入門
  担当:宮本 信彦 氏(産業技術総合研究所)他

第3部

14:45~17:00
 プログラミング実習
  担当:宮本 信彦 氏(産業技術総合研究所)他

参加申し込み
参加申し込みついては,次のページ(外部サイト)よりお申し込み下さい.
https://goo.gl/forms/MIRJyTBrniNf0GFJ2
OpenRTM Webページ(臨時) : https://openrtm.github.io


Choreonoid講習会

日時
6月3日(日)10:00~17:00
場所
西日本総合展示場新館 3F 301
参加費
無料
定員
35名
主催
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
講師
中岡 慎一郎 氏(産業技術総合研究所)

概要

 オープンソースの統合ロボットシミュレータChoreonoidの概要,基本操作,シミュレーション方法,モデル作成方法,コントローラ作成方法等について実習形式で講習を行います.参加にあたっては,事前参加登録と,ChoreonoidをインストールしたノートPCの持参が必要.
 詳細は http://choreonoid.org/ja/workshop.html を参照のこと.


ROS, GitHub, CIサービス体験講習会

日時
6月3日(日)13:00~17:00
場所
AIM 3F 311
参加費
無料
定員
40名(最大2名1組として20組まで)
主催
株式会社アールティ
講師
上田 隆一 氏(千葉工業大学)

概要

 本講習会では,ROSやその周辺のツール,サービスの操作を,Raspberry Piを搭載した車輪型ロボット「Raspberry Pi Mouse」(アールティ社製)を題材に行います.ロボットのソフトウェア開発では,自身でゼロから作る方法だけでなく,必要なパッケージをインターネットから取得して組み合わせ,必要な部分だけを自身で作るという方法も重要になっています.ROSやGitHubは,その際に中心的な役割を果たします.具体的には,GitHubにあるパッケージをダウンロードしてRaspberry Pi Mouseを動作させる,パッケージを作ってGitHubにコードをpush(アップロード),GitHubにpushしたコードのテストなどを行います.
 参加にあたっては,事前参加登録と,ROSをインストールしたノートPCの持参が必要.

事前参加登録:https://connpass.com/event/84427/

参考文献:http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/261040.html を参照のこと.

ワークショップ

JST-Sイノベ×NEDO次世代人工知能「安全かつ安心な社会を実現するための自律運転知能システム研究開発の現状と展望」合同ワークショップ

日時
6月3日(日)10:00~16:00
場所
AIM 3F 313
参加費
無料
定員
45名
主催
JST-Sイノベ高齢社会/NEDO次世代人工知能「運転知能システム」合同チーム

概要

 少子高齢社会が進む中,高齢者の足としての自動車の必要性の一方で,認知能力の低下による事故のリスクは高まっていると言える.高齢者の自立のみならず,自動車による事故低減の根本的な解決策として,自律運転知能システムの実現は安全安心社会の基盤の一つである.そこで,熟練ドライバーの運転能力とは何かを探求し,ドライバーの認知能力を補佐,支援し,事故を回避する運転知能の研究が進められている.産学連携の枠組みによって,各種危険予知判断の融合技術の方向性や,最新の研究成果を紹介し,今後の実証実験,効果評価,社会的受容性の具体性についても議論する.
 本ワークショップでは,JST S-イノベ「高齢社会を豊かにする科学・技術・システムの創成」およびNEDO「次世代人工知能・ロボット中核技術開発」において,自律運転知能および危険予測AIの研究開発者らによる研究発表,先進技術紹介を行い,一般参加者も交えて,今後の社会実装に向けた課題の共有とディスカッションを行う.

プログラム
第1部:一般講演(JST-Sイノベ高齢社会)

10:00~10:30
 高齢者の自立を支援し安全安心社会を実現する自律運転知能システム
  井上 秀雄 氏(神奈川工科大学)
10:30~11:00
 リーンな地図情報を活用した外界認識技術とその発展性
  伊藤 太久磨 氏(東京大学)
11:00~11:30
 先読み運転のためのリスク予測技術の進化(Risk prediction)
  ポンサトーン・ラクシンチャーンサク 氏(東京農工大学)
11:30~12:00
 運転知能のための人間機械協調技術の進化(Shared Control)
  井上 慎太郎 氏(トヨタ自動車株式会社)

第2部:一般講演(NEDO次世代人工知能)

13:00~13:30
 NEDO委託事業「次世代人工知能・ロボット中核技術開発」
次世代人工知能技術分野の狙いと全体像
  麻生 英樹 氏(産業技術総合研究所)
13:30~14:00
 北九州市三大学連携自動運転・安全運転支援総合研究センターの取り組み
  大屋 勝敬 氏(九州工業大学)
14:00~14:30
 多層自己組織化マップによる状況分類と自動アノテーションの試み(仮)
  堀尾 恵一 氏(九州工業大学)
14:30~15:00
 熟練者の「かもしれない運転」を目指すデータ駆動型・論理知識型AI融合技術によるリスクマネジメントシステムの設計原理と展望
  我妻 広明 氏(九州工業大学)
15:00~15:30
 自動運転のためのリアルタイム危険予測システムの構築と評価
  田向 権 氏(九州工業大学)

第3部:パネルディスカッション

15:30~16:00
 議題:自動運転実証試験における課題と期待/データの蓄積と熟練技術者知見との照合/社会的認知の浸透と事故を未然に防ぐ方法/海外プロジェクト標準化との連携と差異/評価と効果の定量化,など


International Workshop for “Cyber-Physical Systems for PEdagogical Rehabilitation in Special EDucation (CyberSPEED)” as an EU Horizon 2020 MSCA-RIZE Project

日時
6月3日(日)9:00~11:30
場所
AIM 3F 311
参加費
無料(本ワークショップのみ参加・聴講の場合)
定員
45名
主催
九州工業大学ーホライズン2020 CyberSPEED合同チーム

概要

 九州工業大学を公式パートナーとして今年度 EU Horizon 2020 – MSCA-RIZEにおいて採択された課題 “Cyber-Physical Systems for PEdagogical Rehabilitation in Special Education”(略称:CybSPEED)に対し,今後3年間の研究拠点形成のあり方と先端研究成果について議論.特に発達障害や学習障害等を視野に入れた子供の教育において人−ロボットコミュニケーションの有効性を脳科学的に検証し,教育効果を最大化するロボットの設計原理を明らかにすることを中心課題として,ブルガリア,オランダ,フランス,ギリシャ,スペイン,チリ,モロッコを含む教育研究機関等10組織と研究交流を進めるものである.脳科学ー理論ーデバイスーロボットの融合研究推進の現状と展開を思索する.

プログラム
第1部:一般講演

9:00~9:30
 On the Recording and Measurements of Social Robotics Experiments in Education
  *Manuel Graña Romay (University of the Basque Country (UPV/EHU))
9:30~10:00
 Linguistic Social Robot Control by Crowd-Computing Feedback
  *Vassilis Kaburlasos, Christos Bazinas, George Siavalas, George Papakostas (Eastern Macedonia and Thrace Institute of Technology (EMaTTech))
10:00~10:30
 Emotional Speech Recognition toward Modulating the Behavior of a Social Robot
  Chris Lytridis, Eleni Vrochidou, *Vassilis Kaburlasos (EMaTTech)
10:30~11:00
 Exploring of Possibilities on Emotiv-based Brain Computer Interface with Programable Robots
  *Anna Lekova (Bulgarian Academy of Sciences (BAS)), Maya Dimitrova (BAS), Leire Ozaeta (UPV/EHU), Snezhanka Kostova (BAS), Omar Bouattane (University of Hassan II Casablanca)

第2部:パネルディスカッション

11:00~11:30
 Panel Discussion among Presenters and Audience


SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」実用化研究チーム合同ワークショップ: ロボットインフラ点検の深化と社会実装の取り組み

日時
6月3日(日)11:00~15:30
場所
AIM 3F 312
参加費
無料
定員
45名
主催
SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」実用化研究チーム

概要

 我が国では,インフラの高齢化が進む中で,2012年の笹子トンネル事故のような重大な事故リスクの顕在化や,維持修繕費の急激な高まりが懸念される.厳しい財政状況や熟練技術者の減少という状況において,事故を未然に防ぎ,予防保全によるインフラのライフサイクルコストの最小化を実現するためには, 新技術を活用しシステム化されたインフラマネジメントが必須である.現在,戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) インフラ維持管理・更新・マネジメント技術 研究開発計画が推進されており,社会実装の方策と合わせ,専門分野の企業・研究機関等が協力して,個々の課題に取り組み,先進技術開発から社会実装を推進している.
 本ワークショップでは,SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」実用化研究チームによる研究発表,先進技術紹介を行い,一般参加者も交えて,今後の社会実装に向けた課題の共有とディスカッションを行う.

プログラム
第1部:招待講演

11:00~12:00
 SIPプログラムにおける点検ロボット開発の現状(仮)
  淺間 一 氏(東京大学)

第2部:一般講演

13:00~13:25
 受動回転球殻を有する飛行ロボットによる橋梁の近接目視と打音の研究開発
  大野 和則 氏(東北大学)
13:25~13:50
 橋梁・トンネル点検用打音検査飛行ロボットシステムの研究開発(仮)
  西沢 俊広 氏(日本電気株式会社)
13:50~14:15
 二輪型マルチコプタを用いた橋梁点検支援ロボットシステムの研究開発
  沢崎 直之 氏(富士通株式会社)
14:15~14:40
 近接目視・打音検査等を用いた飛行ロボットによる点検システムの研究開発
  和田 秀樹 氏(新日本非破壊検査株式会社)
14:40~15:05
 点検の自動化を目指したトンネル全断面点検・診断システムの研究開発
  中村 聡 氏(東急建設株式会社)

第3部:パネルディスカッション

15:05~15:30
 議題:実証試験における課題と期待/データの蓄積と熟練技術者知見との照合/気象条件との戦い/操縦中のアクシデントと事故を防ぐ方法/安全確保とデータ標準化/点検の評価と効果の定量化,など
  松田 浩 氏(長崎大学)ほか


COCN災害対応ロボットの社会実装ワークショップ
~COCNプロジェクト・認定活動の報告及び今後の活動について~

日時
6月3日(日)15:30~17:00(SIPワークショップと接続開催)
場所
AIM 3F 312
参加費
無料
定員
45名
主催
フィールドロボット社会実装推進協議会(COCN連携活動)
担当者
実行委員長:淺間 一 氏(東京大学)
実行委員:神村 明哉 氏(産業技術総合研究所)

概要

 2011年にスタートした災害対応ロボットに関するCOCNプロジェクトは,2014年度の「災害対応ロボットの社会実装」にて終了し,その後COCN認定活動である災害対応ロボット推進連絡会として現在まで活動を継続してきた.ここでは,その成果として得られた,災害対応ロボットの持続的運用,無人航空機や海洋ロボットの利活用に向けた制度・標準化検討,ロボット用の無線通信に関する取り組み他について紹介し,さらに,福島イノベーション・コースト構想を核とする災害対応ロボットの社会実装と産業競争力強化のための提言について議論する.
 本ワークショップでは,SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」実用化研究チームによるワークショップと連携し,一般参加者も交えて,今後の社会実装に向けた課題の共有とディスカッションを行う.

プログラム

司会進行:田渕 俊宏 氏(小松製作所)

【第1部:概要説明】

15:30~15:45
 災害対応ロボットの社会実装に向けたこれまでの活動内容と成果
  淺間 一 氏(協議会リーダー/東京大学)

【第2部:2017年度の活動報告(WG1~WG3)】

15:45~16:00
 社会実装に向けた環境整備検討
  大隅 久 氏 (WG1主査/中央大学)、吉田 弘 氏(WG1副主査/海洋研究開発機構)
16:00~16:15
 雪害対策を例とした災害対応ロボットの利活用拡大検討
  油田 信一 氏 (WG2主査/芝浦工業大学)
16:15~16:30
 産業プラントへの点検・災害対応ロボットの活用検討
  有隅 仁 氏(WG3主査/産業技術総合研究所)
  三浦 到 氏(WG3幹事/三菱ケミカル)

【第3部:講演】

16:30~16:45
 ロボット用無線通信に関する取り組み
  羽田 靖史 氏 (前WG3「無線通信インフラ検討」主査/工学院大学)

【第4部:議論】

16:45~17:00
 2018年度からの活動について(新たなCOCN連携活動の紹介)
  秋本 修 氏 (協議会サブリーダ/日立製作所)

地域交流ワークショップ「地域の課題への挑戦」

日時
6月3日(日)10:00~17:00
場所
AIM 3F 315
参加費
無料
定員
80名
主催
(共同開催)
産業技術連携推進会議 メカトロニクス分科会
産業技術連携推進会議 ロボット分科会
日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス講演会2018
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
公益財団法人 北九州産業学術推進機構(FAIS)
担当者
実行委員長:野瀬 由喜男 氏(北九州産業学術推進機構)
副実行委員長:宮野 忠文 氏(広島県立総合技術研究所)
副実行委員長:神村 明哉 氏(産業技術総合研究所)

概要

 全国から集まるロボメカ研究者・技術者の相互交流の機会を生かして,情報交換や議論を行いたいと思います.各地域には,産地技術や農林水産品,観光等の地域産業資源へのロボメカ支援研究事例をはじめ,特徴ある産業集積から生まれた産学官連携や地域間連携による研究活動事例など,地域ならではのロボメカ物語があります.
 今回は,素晴らしい技術を有する地元の企業から研究・開発や地域連携・産学連携にまつわる物語を, そして,地域課題に挑戦している全国の研究機関から,研究に関する苦労,苦心,工夫など泥臭いことも含めて,成功,失敗にとらわれず発表していただき,今後のロボメカ研究の発展と地域連携の活性につながる知見を広げることを重視したフランクかつ有意義なワークショップにしたいと考えております.
・地域産業を支援するメカトロニクスについての講演・発表・話題提供
・ロボティクス・メカトロニクス技術で支える元気な地元企業の講演

プログラム
プログラムは,次のページ(外部サイト)をご覧ください.
http://openrtm.sakura.ne.jp/mechatronics/events/workshop2018.html


北九州市のロボット産業振興施策セミナー(ロボット・IoT・AIを活用した生産性向上及び介護ロボットに向けた取り組みについて)

日時
6月3日(日)10:00~11:30
場所
AIM 3F 314
参加費
無料
定員
45名
主催
北九州市

講師
小溝 修 氏(北九州市産業経済局新産業振興課)
楢木野 裕 氏(北九州市保健福祉局先進的介護システム推進室)

概要

 北九州市におけるロボット産業振興については,「まちひとしごと創生総合戦略」,「新成長戦略改訂版」のリーディングプロジェクトとして,「我が国をリードするロボット産業拠点の形成」を目指し,産業用ロボットの導入支援による地元企業の生産性の向上など具体的取り組みを進めている.
 平成25年度からは,産業用ロボット導入支援センターを設立するとともに,産業用ロボット導入補助を開始し,産業用ロボット導入による市内企業の生産性向上支援を行ってきた.また,平成29年度からは,経済産業省「スマートものづくり応援隊事業」に採択され,新たに「ロボット・IoT・AIを活用した生産性向上支援事業」を開始した.ロボット・IoT・AI等の新技術を活用した本市の生産性向上に向けた取り組みを紹介する.
 また,北九州市では,国家戦略特区の指定を受け,平成28年度より介護ロボットの導入実証を開始した.介護ロボット等を活用することで,介護職員の負担軽減や介護サービスの質の向上等を図るとともに,高年齢者等の雇用機会の拡大,ロボット産業の振興を目指し,産学官民の連携による介護ロボット等を活用した北九州モデルの先進的介護の推進に向けた取り組みを紹介する.

プログラム

10:00~10:50
 ロボット・IoT・AIを活用した生産性向上支援について(産業用ロボット導入支援やインフラ点検ロボットに関する取り組みについて)
  小溝 修 氏(北九州市産業経済局新産業振興課)
10:50~11:00
 質疑応答
11:00~11:25
 北九州モデルの先進的介護の推進~介護ロボット等の導入促進に向けた取り組み~
  楢木野 裕 氏(北九州市保健福祉局先進的介護システム推進室)
11:25~11:30
 質疑応答


将来の有人宇宙活動における自動化・自律化技術の獲得に向けた国際宇宙ステーション「きぼう」の活用に関するワークショップ

日時
6月3日(日)13:00~15:00
場所
AIM 3F 314
参加費
無料
定員
45名
主催
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門/有人宇宙技術センター

担当者
実行委員長:土井 忍 氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA))

概要

 国際宇宙ステーション「きぼう」を打ち上げて10年が経とうとしているが,JAXAでは将来に向けた有人宇宙活動として,地球低軌道を持続的な人類の経済活動の場とするための技術検討や,月近傍・月面をターゲットとした人類の活動領域を拡大(国際宇宙探査に参画)するための技術検討を本格的に進めつつある.
 これらの取り組みでは,活動の効率性と宇宙飛行士の安全性を高めるため,地上からの遠隔操作,自動・自律化の技術は重要さを増しており,その技術獲得に向けた技術実証の場として,宇宙ステーション「きぼう」を技術実証プラットフォームとして活用する取り組みを推進する計画を進めている.
 今回は,以下の内容を紹介し,専門家,一般参加者など,関心のある方々とテーマ・課題の設定や技術的なマッチング,オープンイノベーションや戦略パートナーとしての議論を深める機会としてワークショップを開催する.

・JAXAの有人宇宙活動事業の方向性(低軌道における活動、月近傍に向けた活動)
・国際宇宙ステーション「きぼう」での運用状況や、有人宇宙施設ならではの自動化・自律化に向けた課題