ワークショップ・チュートリアル

チュートリアル

インターネットを利用したロボットサービス基盤としてのRSNP講習会

日時
6月8日(水)10:00~16:00
場所
パシフィコ横浜 E204号室(午前) E202号室(午後)
参加費
無料(本チュートリアルのみ参加・聴講の場合)
定員
20名
主催
一般社団法人 日本ロボット学会 ネットワークを利用したロボットサービス研究専門委員会
講師
成田雅彦 氏(産業技術大学院大学),土屋陽介 氏(産業技術大学院大学), 鈴木昭二 氏(公立はこだて未来大学)

概要

 本チュートリアルは,ロボットサービス基盤として開発された通信プロトコルであるRSNP(Robot Service Network Protocol)の使い方に関する講習会を二部構成で実施する.第一部はRTミドルウェア講習会との合同セッションを行い,ロボットコンポーネントからのインターネットアクセスに関する情報交換の機会を設ける.第二部はロボットサービスイニシアチブ(RSi)の協力を得て実施する.第二部では,参加者に持参頂いたノートPCとUSBカメラを用い,実際にロボットクライアント(RSNPの見守りサービスに接続するクライアント)を作成しながら,RSNPライブラリの使い方を学習する.(注)講習会に参加される方は,PCを持参して下さい.

プログラム
第1部 RTミドルウェア講習会との合同セッション

10:00~10:50 インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み2016
 講演:成田雅彦 氏(産業技術大学院大学)
11:00~11:50 OpenRTM-aistおよびRTコンポーネントプログラミングの概要
 講演:安藤慶昭 氏(産業技術総合研究所)
11:50~12:00 質疑応答・意見交換

第2部 RSNP講習会

13:00~16:00 RSNPライブラリを利用したロボットの開発実習
 担当:鈴木昭二 氏(公立はこだて未来大学),土屋陽介 氏,成田雅彦 氏(産業技術大学院大学)

参加申し込み
参加申し込みついては、次のページ(外部サイト)からお願いいたします。
http://rsi.c.fun.ac.jp/forms/apply.php


RTミドルウェア講習会

日時
6月8日(水)10:00~17:00
場所
パシフィコ横浜 E204号室
参加費
無料(本チュートリアルのみ参加・聴講の場合)
定員
30名
主催
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
協賛
(公社)計測自動制御学会システムインテグレーション部門
講師
安藤慶昭 氏(産業技術総合研究所),他

概要

 RTミドルウエアはロボットシステムの構築を効率化するソフトウエアプラットフォームです。RTコンポーネントと呼ばれるモジュール化されたソフトウエアを多数組わせてロボットシステムを構築するため、システムの変更、拡張がしやすいだけでなく、既存のソフトウエア資産をの継承や他人が作ったコンポーネントとの組み合わせも容易になります。講習会では、RTミドルウエアの概要、RTコンポーネントの作成方法について解説します。受講者には各自ノートPCをお持ちいただき、実習形式で実際にRTコンポーネントを作成、既存のコンポーネントなどと組み合わせて簡単なシステムを構築していただきます。本講習会を受講することで、RTコンポーネント設計方法、実装の仕方、システムの作り方をマスターすることができます。

プログラム
第1部 RSNP講習会と合同開催:E204室

10:00~10:50
 インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み2016
 講演:成田雅彦 氏(産業技術大学院大学)
11:00~11:50
 OpenRTM-aistおよびRTコンポーネントプログラミングの概要
 講演:安藤慶昭 氏(産業技術総合研究所)
11:50~12:00
 質疑応答・意見交換

第2部 RTコンポーネントの作成入門

13:00~14:30
 RTシステムを設計するツールRTSystemEditorおよびRTコンポーネントを作成するツールRTCBuilderの使用方法について解説するとともに、RTCBuilderを使用したRTコンポーネントの作成方法を実習形式で体験していただきます。

第3部 プログラミング実習

14:45~16:45
 実際にRTコンポーネントでロボットをプログラミングし動かしていただきます。

参加申し込み
参加申し込みついては、次のページ(外部サイト)からお願いいたします。
http://openrtm.org/openrtm/tutorial/robomech2016

ワークショップ

第3回宇宙探査オープンイノベーションフォーラム

日時
6月8日(水)10:00~12:00
場所
横浜市開港記念会館  講堂
参加費
無料(本ワークショップのみ参加・聴講の場合)
主催
一般社団法人 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門
講師
國中均 氏(JAXA),川崎一義 氏(JAXA)ほか.

概要

 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、様々な異分野の人材・知識を集めた組織を構築し、これまでにない新しい体制や取組でJAXA全体に研究の展開や定着を目指すため、平成27年4月1日に、「宇宙探査イノベーションハブ」を新しく設置いたしました。宇宙探査イノベーションハブでは企業(中小企業やベンチャー企業を含む)、大学、研究機関の関係者等の方々を対象に、挑戦しようとしている課題と企業や大学の研究活動とのマッチングを探るための意見交換を「宇宙探査オープンイノベーションフォーラム」として定期的に開催し、宇宙探査イノベーションハブでの活動にフィードバックをかけることを目的としています。このフォーラムでの意見交換を踏まえて、課題解決に向けた技術提案要求(RFI)の発出も予定しています。

プログラム(司会:JAXA宇宙探査イノベーションハブ 久保田孝)

10:00~10:10
宇宙探査イノベーションハブの目指すところ

JAXA宇宙探査イノベーションハブ 國中均ハブ長
10:10~10:30
宇宙探査イノベーションハブの活動予定と募集対象研究の考え方

JAXA宇宙探査イノベーションハブ 川崎一義計画マネージャ
10:30~11:00
平成27年度採択課題の紹介 1

昆虫ロボットの研究開発
  ・iSPACE 袴田武史代表取締役
環境適応型不整地自律走行プラットフォームの研究
  ・竹中工務店 菅田昌宏新生産システム部長
11:00~11:30
平成27年度採択課題の紹介 2

液体を使わない建設資材生産技術の研究
  ・東京都市大 末政直晃教授
次世代アクチュエータの研究開発
  ・JAXA宇宙探査イノベーションハブ 矢野智昭プロジェクトリーダ
11:30~12:00
意見交換


次世代社会インフラ用ロボット現場検証および一元化への取り組みについて

日時
6月8日(水)13:00~15:30
場所
横浜市開港記念会館  講堂
参加費
無料(本ワークショップのみ参加・聴講の場合)
主催
一般社団法人 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門,国土交通省
講師
新田恭士 氏(国土交通省),増竜郎 氏(先端建設技術センター),ほか

概要

 国土交通省及び経済産業省は、今後増大するインフラ点検を効果的・効率的に行い、また人が近づくことが困難な災害現場の調査や応急復旧を迅速かつ的確に実施するため、人による作業を支援する実用性の高い次世代インフラ用ロボットの開発・導入を促進している。今年度、その取り組みとして、ロボット開発・導入が必要な『5つの重点分野』(維持管理:トンネル・橋梁・水中、災害対応:調査・応急復旧)において民間企業や大学等からロボット技術を公募し、70のロボット技術について国土交通省直轄現場等を活用した現場検証・評価を行ってきた。本ワークショップでは、この次世代社会インフラ用ロボットの現場検証の様子とその結果、および今後の課題等について紹介する。

プログラム

13:00~13:25 
次世代インフラ用ロボットの開発導入について

国土交通省総合政策局公共事業企画調整課 企画専門官 新田恭士 氏

・平成26年度より国土交通省と経済産業省が共同で開始した次世代インフラ用ロボットの開発導入について、現状と課題および今後の展開について紹介する。

次世代社会インフラ用ロボット現場検証および一元化への取り組みについて
(一財)先端建設技術センター 技術調査部長 増竜郎 氏

・実現場における社会インフラ用ロボットの検証のうち、災害調査および災害応急復旧の現場検証の様子について紹介するとともに我が国のロボット開発を促進させることを目的とした情報一元化システムの取り組みについても紹介する。

13:25~15:30
現場検証対象技術について

講演企業(全16者、順不同)

佐藤鉄工・富山大学 ジビル調査設計(株)
東北工業大学
O・T・テクノリサーチ
八戸工業大学
三井住友建設(株)
(株)日立産業制御ソリューションズ
富士フイルム
西日本高速道路エンジアリング四国(株) 夢想科学(株)
パシフィックコンサルタンツ(株) (株)大林組
五洋建設(株) (株)アーク・ジオ・サポート
朝日航洋(株) 東北大学
愛知工業大学 徳島大学

・平成26~27年度の国土交通省次世代インフラ用ロボット現場検証の結果、社会インフラの維持管理分野で試行的導入を推薦、試行的導入に向けた検証を推薦するとされた技術や災害分野で活用を推薦するとされた技術について紹介する。


地域交流ワークショップ

日時
6月8日(水)10:00~16:30
場所
横浜市開港記念会館
参加費
無料(本ワークショップのみ参加・聴講の場合)
定員
50名
主 催
産業技術連携推進会議・製造プロセス部会・メカトロニクス分科会、産業技術連携推進会議・情報通信・エレクトロニクス部会・ロボット分科会、日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2016、独立行政法人産業技術総合研究所
実行委員長
伊東 圭昌 氏 (神奈川県産業技術センター)
連絡担当
神徳 徹雄 氏(産業技術総合研究所)

連絡先
chiiki2016-info-ml[at]aist.go.jp ([at]を@マークに変更してください。)

概要

 全国から集まるロボメカ研究者・技術者の相互交流の機会を生かして、情報交換や議論を行いたいと思います。各地域には、産地技術や農林水産品、観光等の地域産業資源へのロボメカ支援研究事例をはじめ、特徴ある産業集積から生まれた産学官連携や地域間連携による研究活動事例など、地域ならでのロボメカ物語があります。今回は、素晴らしい技術を有する地元の企業から研究・開発や地域連携・産学連携にまつわる物語を、そして、地域課題に挑戦している全国の研究機関から、研究に関する苦労、苦心、工夫など泥臭いことも含めて、成功、失敗にとらわれず発表していただき、今後の ロボメカ研究の発展と地域連携の活性につながる知見を広げることを重視したフランクかつ有意義なワークショップにしたいと考えております。

内容

・地域産業を支援するメカトロニクスについての講演・発表・話題提供
・ロボティクス・メカトロニクス技術で支える元気な地元企業の講演

詳細

ワークショップホームページをご参照ください。
https://staff.aist.go.jp/t.kotoku/mechatronics/events/workshop2016.html